100円ローソン撤退で、100円業界が大きく変わる!?

【100円ローソン撤退で、100円業界に激震!】

WS000000出典 www.froma.com

「ローソンストア100閉店」のニュースで、100均界に衝撃が走りました。

「え!?なんで!?」「けっこう客さん入ってたよ?」という惜しむ声も周りで聞かれます。

「安くて有難かったのに。」100円ローソンを長年活用していた人は、ショックを隠しきれない様子でした。

かくいう私は、まだ100円ローソンに一度も行ったことがなかったんです。

「近所にあるらしい」という情報は耳にしていたので、「近々行ってみよう!」と思った矢先のトップニュースでした。ショック。

【何がダメだったの?100円ローソンの敗因とは?】

経営失敗の原因は、立地の悪さ、取扱い商品の半端さ、そしてお客さんへのPRがいまひとつだったことなどが挙げられるようです。

たしかに私自身、活気あふれる街中で100円ローソンを見たことはなく、田舎道を車で走っているとたま~に見かける程度でしたので、『生活に欠かせないお店』という印象も薄かったです。

「100円で何を売ってるのかな?」と不思議に思うことはありましたが、実際に店舗に行かなかったのは、それ程度の興味だったからなんですね。

【お店に陳列する商品内容の難しさ。今後はどうなる?100円業界】

実際には野菜やお肉、お菓子なんかも売られていたようで、たぶん近所に住む学生さんなどには好評だったのではないかと推測。

ただ、100円でないものもたくさん売られていたとのことで、「だったら100円でなくても、品揃えが充実しているほうがいい!」となったらしいです。

最近のコンビニは何でもありますから、100円前後の商品のみの陳列となると、どうしても「品揃えが悪いなぁ」という印象になりやすいですね。

便利になりすぎたコンビニエンスストアの弊害みたいなものかもしれません。

さらに、これからの100円ローソンは、ふつうのローソンとして医薬品を扱ったりするようになるんだそうで・・・(大手ドラッグストアと提携予定)。

そうすると今度は町の薬屋さんが打撃を受けるというわけです。便利でなんでも揃うお店の繁栄の陰で、小売店は縮小の一途。

笑うものと泣くものが必ず同時に存在する、厳しい社会の仕組みがココに。「便利」=高い価値なのかどうか、もう一度見直してみたいものです。

100円ローソンで人気だった100円の炭酸水も、いまではどこの100円ショップにでも売られてますよね。

とくにダイソーでは炭酸水は人気商品ですが、こうやって100円ローソンでなくても手に入ってしまう。

つまり、「これぞ」という”売り”が、100円ローソンには足りなかった気がします。

【近所に住む人がショックを受けている!100円ローソン撤退による損失】

もともと、100円ローソンは「SHOP99」という「99円ショップ」から始まったもの。

CMなどでもわりと有名だったそうですが、「そのままの経営形態であったら、もしかしたら存続していたかも?」というウワサ。それというのも、ローソンという”コンビニイメージ”が付いてしまったために、消費者が品揃えの豊富さを期待しすぎたのかもしれません。

私も家のすぐ近くに100円ローソンがあったら、絶対利用してたと思います。ただ、車でしか行けない距離だったので、利用しなかった、ということ。言いかえれば(ひどい言い方ですが)「車を使ってまで、行ってみたいお店ではなかった」ってことなのかな?と。もったいないですね、せっかく固定ファンはついていたというのに・・・。

100円ショップ業界も、大きな転換期なのかもしれません。ローソンのみならず、100円ショップ(ダイソー・キャンドゥ・セリア)の対抗馬に、「フライングタイガー」「ASOKO(アソコ)」などの100円以下の格安店も台頭中です。

いろんな意味で激動の時を迎えた100円業界。さて、先行きはどうなる!?

なじみ深いお店がなくなっていくのは寂しいし、消費者にとっては大きな痛手よね。厳しい状況でも、うまく活路を見出せるお店のみが勝ち残っていくのかしら。



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